職業訓練校ってなに?

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「職業訓練校」という名前を聞いたことが「ある」という方も「ない」という方も、詳しいことは知らない人がほとんどではないでしょうか。職業訓練校の概要について解説します。

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専門学校とは違うの?

中学卒業後、高等技術の習得を行う高等専門学校や高校卒業後の進路の一つである、専門学校(専修学校)は文部科学省が管轄する「教育機関」です。
対して、職業訓練校は厚生労働省が管轄する職業人を養成するための「訓練機関」として設置されています。

もう少し説明を加えると、職業訓練校は深い知識と教養を身につけるための教育することを目的とした「学校」ではなく、職業人としての実践的な専門知識、技術や技能を習得するための「訓練施設」と言えます。
また、職業訓練校卒業後の経歴は「卒業」ではなく「職歴」となることも大きな特徴です。

専門学校よりも格下っぽく感じるけど…

なんとなく、「訓練施設」と聞くと大学、専門学校よりも劣ったようなイメージを持ってしまいますが、「就職する」という目標を持って臨めば、専門学校よりも優れている部分も多くあります。

メリットその1:仕事に直結する専門分野の勉強が可能

大学や専門学校は学校教育法によって専門分野とは直接関係のない一般教養の科目も一定以上履修し単位を取得しなければ卒業できません。職業訓練校にはそのような制限はなく、実践的で仕事に直結する専門分野の科目だけを履修することができます。

メリットその2:少人数クラスで実習が多い

大学や専門学校は公立・国立・私立にかかわらず採算面で少人数クラスの開講は難しいとされています。
しかし、職業訓練校は1クラス15人程度から開講可能で、しかも実習や演習を豊富に取り入れた授業が行われています。
クラス当たりの人数が少なければ当然見てもらえる時間も増えますし、分からない部分の質問もしやすいので技能の習得には持ってこいです。

職業訓練校は、即戦力に近い人材を養成できるので、就職難のこの時代でも、長期コースの受講生は非常に高い就職率を誇っています。

どういう人が通うの?

高度成長期の頃、金銭的な問題で高校進学の機会がなかった中学卒業者に対する職業教育を行うことが職業訓練校の大きな役割でした。
高校進学率は年々高まり、1970年代後半には90%を超え、今では高校への進学率は約95%。高校への進学率が高まると職業訓練校の役割も大きく変わりました。

若年層向けのコースの多くは、高校や大学を卒業したものの進路が定まっていない人を対象に、高度な知識や技術の習得を目的とした「技術系公立専門学校」としての役割にシフトしています。
機械系のコースを例に挙げると、勘と経験に頼った昔ながらの技能工を養成するような訓練は激減し、今ではCADなどを使い、製造システムのオペレーションができるエンジニアの養成をするためのコースが主流となっています。

そのため、若年層向けコースの修了までの期間は短いコースでも1年、高度な技能を習得するメカトロニクスや自動車整備などのコースでは2年が標準的な訓練期間となっています。

また、名称も「職業訓練校」ではなく、「技術専門校」や「テクノスクール」「テクノカレッジ」などの名称が付けられています。

再就職のための学校なの?

地方の訓練校では新卒者や既卒の若年層向けの教育訓練機関としての役割が強調されていますが、都市部では失業者向けの教育訓練に注力してます。

都市部では失業者が少しでも早く再就職できるよう、就職に直結した知識や技能を身につけるための短期コースが多く設定されえいます。
ここ数年、失業対策として地方でも失業者向けの短期コースは積極的に設置される傾向にあります。

これらの再就職支援の短期コースは昔からある工業系のコースに加えて、パソコンの操作、オフィスソフトの使い方を学ぶ事務系コースやWEBサイトの制作やプログラミングなどを学ぶIT系のコースも多く設置されるようになりました。
これらのコースは6カ月のコースが標準的な受講期間となっています。

働きながら通えないの?

費用が安くて実践的な内容を教えてくれるなら、働いているけど通いたいという方もいるかもしれません。
一部のコースでは働きながら短期コースに通えることも。

訓練校の過程には大きく2つに分けられ、1年以上の「若年層向けコース」、6カ月程度の「転職者向けコース」がありますが、「在職者向けコース」も設置されています。
「能力開発セミナー」が在職者向けのコースに当たります。
どの職業訓練校でも、特定の職種に必要となる知識や技能を学ぶ在職者向けのセミナーを定期的におこなっています。

在職者向けセミナーは、これまでは工業系の内容がほとんどだったこともあり、一般の人にはあまり関係のないものでしたが、最近は事務職向けのPCなどのスキルアップ講座も開催されるようになりました。

在職者向けコースの期間と費用は?

在職者向けのコースは転職者向けのコースよりもさらに短いものがほとんど。
土日1~2日で終わる物から平日のアフター5に毎日行われ2週間全10回などのコースもあります。

受講費用はどれも数千円程度、中には受講料無料(テキスト代は実費)というコースも。

在職者向けの狙い目のコースは?

在職者の方は転職希望や自己啓発目的での受講希望が多いのではないでしょうか。
あまりお金をかけずに効率的に学習し資格取得をしたいと言う方向けに資格試験対策の講座が開催されることもあります。
例を挙げると、電気工事士、ファイナンシャルプランナー、福祉住環境コーディネーターなどの講座の開催事例があります。

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