離職票の退職理由が自己都合になっている…異議申し立てして会社都合にするには

risyokuhyo_igimousitate勤務先を退職し、離職票をもらい書かれている内容を見てみると、実際には会社都合なのに自己都合と書かれていました。このような場合、「離職票に書かれた退職理由が事実と異なる」と申し出ることができますが、判定するハローワークの担当者によって対応はまちまちです。ハローワークで「証拠」を提出するよう言われることもあるので、事例を交えながら見てきましょう。

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左遷で頻繁な配置転換をさせられた挙句、重いノルマを課せられ、自己都合扱いで退職

新卒から20年以上勤務した職場を退社したAさん。離職票には自己都合と書かれていたが、実態は会社都合だった。
実態は以下の通りです。

  • 30代後半から頻繁な配置転換や地方への転勤
  • ノルマも他の人よりも大きい上に労働時間も長く、条件は苛酷
  • 職場に味方になってくれる人もいない

このような状況で精神的にも身体的にも疲弊し、辞表を提出し退職。
退職後、離職票をもらいハローワークに行き失業保険の手続きを行う。
失業保険の手続きの際に、ハローワークの手続き担当者に自己都合と書かれているが実際には会社を辞めざるを得ない常用に追い込まれたと説明。

ハローワークの担当者は

上のような過酷で勤務を続けることが困難な状況であったと説明したところ、ハローワークの手続き担当者は、「配置転換や業務のノルマなどだけでは会社都合に変えるだけの説得力がない」と意外な回答。

その理由は、「『会社都合』と判断できるだけの証拠がないため」です。

「自己都合」を「会社都合」に変えるための説得材料

会社の作成した離職票に「意義あり」に○をつけることができる訳ですが、実際に異議申し立てをして認められるには主張だけではなく証拠が必要になります。

配置転換や転勤の内示の内容や配転の時期などのメモや、勤務時間やノルマの実態、社内いじめの有無(社内いじめは客観的な判断が難しいため、メモだけではなく元勤務先の同僚などの証言メモが必要)などが必要になります。日報のコピーや社内の指示書や指示メールなどは保存や印刷をしておくとよいでしょう。

証拠が不十分な場合は

労働者の主張を立証する証拠が不十分な場合は、「離職理由に係る申立書」を書くことで離職理由の補正を申立てる(都道府県労働局の雇用保険審査官に対する審査請求)ことができます。労働者から客観的な資料が提出されていれば、ハローワークは資料をを添付して会社を管轄する地域の安定所(ハローワーク)への補正依頼を行います。

補正手続きを行うと、補正依頼を受け取ったハローワークは労働者が勤務していた事業所へ事実認定を行います。(事業所側に事業所の主張を裏付ける「退職願い」などの客観的資料があれば徴取)
事業主が労働者の主張をそのまま認めれば良いのですが、そうそう簡単には認めません。会社都合と認められるには、相当な時間がかかる場合がおおくあります。離職者、勤務していた事業所双方の資料をもとに補正の可否を決定します。

異議申し立てが通るかどうかは担当者による…部分もある

ハローワークの担当者はかなり温度差というか対応がまちまちです。
窓口担当者の大半は期間の定めのある契約職員ばかり。失業は人の人生を左右するものですから、担当者は十分な職業教育を受けているとは思いますが、熱意の有無までは全員同じクオリティとは行きません。

熱心な担当者なら説明もしっかりしてくれたうえで、ちゃんと調査をしてくれて会社都合にしてくれますが、熱意のない担当者に当たってしまうと、いい加減な説明、調査をしたくないから「認められるのは難しいよ」なんて言ったり、その場で元の勤務先に電話で確認して「そんな事実はないって当事者が言っているので認められない」と言ってしまう担当者もいるようです。

やる気のない、いい加減な担当者に当たったとしても、証拠がそろっていれば、異議申し立てを認めさせることは十分可能です。退職する前から資料を集めるように努めましょう。
自分の身を守れるのは自分だけです。

異議申立てが認められる事例はあまり多くありません。
特定理由離職者に該当すると会社都合に近い条件で失業手当が給付されます。
こちらのページも参照してみてはいかがでしょうか。

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